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2005年10月26日 (水)

三つ子の魂、と言うが

先日、8年ぶりだか9年ぶりだかで再会した上横手くんというシンガー・ソングライター(といっても、今はサラリーマンを生業にしている真っ当なヤツだが)と一緒に、ちょっと録音などを始めている。
昨日の日記はなんだったんだっつーくらい、さっそく男性ボーカル物に突入しているわけだが、彼のギターはなかなか頼りなくて手強い(笑)のだが、歌はすっごい安定している。
メロディー作りのセンスも最高だ。

ひょんな事から彼が俺にメールをくれて、当時は大学生だった彼も今では立派な一児のパパで、いろいろと話しているうちに「ちょっと何か一緒に作ってみるべか?」という事になり、無計画に始めてみたらこれがなかなかイケそうなのである。
なんとかちゃんと形にしたいなあ。

実は、大学生時代の彼のデモテープを聴いて、当時の俺は内心かなり「ガーーーン!」となり、その後のある時期以降の俺の曲の作り方に少なからず影響を与えていたのである(という事は、ちょっとくやしいので彼には言っていないのだが・・・笑)。
当時はあまりプライベートな話をする仲にも至らず、ほどなく彼は一旦音楽をやめて普通に就職してしまい、その後は縁もなかったのだが、今回再会していろいろと話を聞いてみると、結構笑っちゃうくらい音楽に対する感覚が俺に似ている事が判明。
なーるほど、と、ある意味納得したのであった。
まあ、そんなこんなで、ちょっとずつこのプロジェクトは進行させていくと思われる。


で、さらには男性ボーカル物つながりだが、先日、これまた10年ぶりくらいだったのだが、吉水孝之のライブで一緒に演奏した。

25才くらいの頃に彼と知り合い、ライブハウスでアコースティックで一緒に何度かやって、俺の自宅で彼のデモテープを録音して某ラジオ番組に送ったのがきっかけで彼はメジャーデビューした。
デビュー後も俺は彼のバンドの頼りないバンマスとして、全国津々浦々にずいぶん演奏して回ったし、ほとんど全てのレコーディングにギターやコーラスで参加させてもらった。
多分、年月にして4年間とかせいぜいそんなもんだったと思うけれど、その間のエピソードは数限りなくある。
ありすぎて面倒くさいので今日は書かない(笑)。

さて、今回のライブは、彼と俺とピアノの杉山さん(この人も当時一緒に何度か演奏した仲、今や彼はスゴいのである、自分の曲のデモを持って単身アメリカに渡り、自分のソロアルバムのリズム隊にヴィニー・カリウタとエイブハム・ラボリエルを起用しちゃったのである! ←この名前を知っている人だったらたまげる話だよねー!)の3人編成で行った。
今回のテーマは「まあ、とりあえずサクっとやってみましょー」という感じだったので、一回だけ数時間スタジオに入って3人で音を出してみて、まあなんかこんな雰囲気でいいんじゃーん? というノリで本番に臨んだのである。

杉山さんの情感豊かなプレイや、吉水の完成されたボーカルパフォーマンスもさることながら、俺様の絶妙な間合いのギターバッキングとコーラスワークのおかげで(いやまあ、一応言ってみただけです・・・、誰も言ってくれないので・・・)なかなかいいライブになったと思う。

で、そろそろライブも終わろうかと言う時に、ふと俺の頭に
「まあ、安定してるっちゃーしてるが、なんかハプニングが欲しいなあ・・・」
という、マーマーバンドかぶれしている考えが浮かんでしまい、MCの時に
「ここはさあ、リクエストとか募っちゃうのが盛り上がるんじゃないのー?」
と、口を挟んでしまったのだ。
そして、当然の流れとして、全く予定していない曲をやる羽目に。
10年間で一度も弾いた事もハモった事もない(つか、多分、ちゃんと聴いた事もない)曲を
「勝負!!!」
と始めてみたら、アラ不思議。
多分、散々やっていた当時とほぼ何の遜色もない感じで最後までやれてしまったのだ。

もうね、勝手に身体が反応するんですわ。
その後、アンコールでこれまた予定外の曲を杉山さんも一緒にやったのだが、そっちも全くをもってバッチリ。

いやあ、最近では新たに1曲覚えるのに四苦八苦してるというのに、若い時の脳みそっていいなあ、と、しみじみ。。。
まあ今後は、四苦八苦なりの楽しみ方を開拓していくしかないんだろうなあ。


Mardigla

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