早起き→ワンマン→野外→いろいろ
盛りだくさんな一日だったなあ。
まずは並木のり子ワンマンライブ、入り時間が「午前9時半」つーのもなかなかのもんだが、何しろこっちは5時起き体質なので、そこは軽くクリア。
豪くんは昨夜、ついついテレビをつけてサッカーを見てしまったのを後悔していた。
さてさて、渋谷TakeOff7に楽器を搬入。
ステージに全員分のセッティングを終えてみると、なかなか大げさな感じになってきた。
ちょっとしたホールコンサートの様相である。
でも大げさな割には、ドラムを使わないので音量は小さい。
しかも曲によってアレンジのアプローチがまちまち、というか、パーカッションのそれぞれの楽器の音量が違うので、全体のバランスに与える影響が大きくて、PAの人にとっては結構しんどいライブになりそうだ。
リハの段階でもステージ上に「?」が随分飛び交ったりしていたが、あっという間にタイムアップになり本番を待つのみに。
楽屋でドタバタといろいろな確認事項を交わし、いざ本番。
約1時間半のライブ中、ステージ上ではさまざまな予想外のドラマ(笑)が繰り広げられていたが、リーダーの老練な(さらに笑)場つなぎなども威力を発揮して、いい感じでライブは終了した。
とりあえず、今までの人生で最も準備ができなかったワンマンライブだったが、頼りになる仲間達のおかげでどうにか成功させる事ができた。
さらには、これまた人生初だが、ワンマンライブをやった後で別のステージに立つ、というハードなスケジュールが俺を待っていた。
TYO初の野外ライブだ。
代々木公園の一角という事になるのか? あの野外ステージは。
客席に相当する部分がフラットなスペースである点は違うが、ステージ自体はあの日比谷野音と同じようなサイズ&形状である。
そこにお昼から夜の8時まで12組もバンドが出演し、さらにDJやらダンスパフォーマンスやらチアリーディングやらが特盛り状態の、若いパワー炸裂のイベントのようだ。
現場でのリハーサルという物は存在せず、ぶっつけ本番のワイルドさではあるが、スタッフの若者たちはなかなかみんな機敏な動作を見せ、遅れて到着した俺と豪くんのために車を誘導してくれるなど、仕切りもしっかりしていて好印象。
朝からろくに物を食べていない我々は、さっそく屋台の焼きそばのお世話に。
鉄板の端っこに残っていたヤツをかき集めた二人前だったが、まあそれすらも「味」ですな。
さて、本番を初めてみると、意外とステージ上の音の聴こえ方がイイ感じ。
久しぶりの野外ライブでもあったので、なんだか気持ちよくなってきた。
ふと見ると、歌手TAKAEがいつになく広いステージをいっぱいに使って、ノリノリで歌っている。
つか、歌自体、絶好調じゃないっすか?
あっと言う間に出番が終了し、TYOの歌と楽曲の魅力を再確認しつつ、心地よい達成感に浸っていたつもりだったのに、周囲からは
「大丈夫ですか? 疲れてますね、具合悪そうですねー・・・」
とか、労られてしまった。。。
うーむ、慢性的に具合悪そうなキャラを、せめて夏の野外ライブの時くらいはなんとかしないといかんなあ。
豪リーダーとも終了後に
「TYOのライブとして、今までで一番の出来だったね」
と意見の一致も見て、本日2本目もとりあえずめでたしめでたし。
すぐ後に出たチアリーダー達のパフォーマンスも最前列で満喫(笑)し、並木ライブの打ち上げに合流しないといけないので帰り支度をしていたら、ステージ裏でチアリーダー達がTYOの二人を見つけて
「あの、一緒に写真を撮らせてください!!」
と駆け寄って(やはり良いライブパフォーマンスは即、反応を呼ぶよなあ)来た。
非・若者系の俺と豪くんはフレームに収まる余地もない感じで、脇でぼーっと見ていたが、いかんいかん、今日は夏の若さ溢れる祭典の一日ではないか! と気合いを入れ直し、俺もチアリーダー達に向かって
「じゃあ、俺も一緒に撮らせてください!!!」(何が「じゃあ」なのやら、意味不明)
と叫び、ひと夏の思い出を捏造する1枚を撮らせてもらったのであった。
でもって俺と豪くんは代々木公園を後にし、西麻布の並木事務所に移動。
ちょっと時間がまちまちになったが、みんなでライブのビデオを見返したりしつつ、演奏が怪しげになった部分についてお互いに責任をなすりつけ合ったり(笑)しつつ、和やかな打ち上げになった。
さすがに後半、全く電池切れの俺はソファーで意識を失いかけたりしたが、根性で再びハンドルを握って無事に帰宅。
さらに根性を出してF1フランスGPなんぞをテレビで見たが、琢磨はリタイヤ、盛り上がるバトル全然なし、単に俺の根性が試されただけの一戦であった(まあ、単に好きで見てるだけだが)。
さすがによく眠れそうだぞー!
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